アラフォーがリアルで言えないハマリ事を語るブログ

アラフォー主婦がリアルで語れない事を書くブログです。とっちらかってます。

10DANCE 4巻特装版:ぐっはやられた!かわいすぎる2人いや3人?

井上佐藤先生の10DANCE4巻、出ましたね。なんていうかね、絵がね、ちょっとびっくりしたんですよ。鈴木先生の髪の毛が更にふわってて某4号の友達(言い方w)が一瞬頭に浮かんでしまい(絵柄は全く違うのに)、杉木先生の顔がさらに歌舞伎ってるな、というのが第一印象でして。ま、読んでるうちに慣れてくるんですけど。

実際3巻から4巻までの時間は単行本発売の時期よりも長かったわけで、休筆(?)されてた時期もあったわけで、そう考えると絵が若干変わるのも仕方ないのかもしれませんが、この先生はきっとこの感じでいくだろうと思ってたので驚いたのでした。

って今はもう慣れて普通です。前のと見比べてもあまり変わってない。
どうやら読んでない間に何かしらの記憶修正があったみたいです。

 

それはそれ、これはこれ、です。はい、10DANCE4巻、あの衝撃のチューから一夜明けての鈴木先生から始まります。もー自分のジェンダー感を覆す自分の衝動的な行動に戸惑ってるのに、アキちゃんにも好きな子できたってバレてんのに(男だとは気づいてないけど)、杉木はケロリン…!!!

いたるところにカエルが飛んでて可愛いかったです。

まぁ外見はケロリンとしてますが、内心は全然違うようで、房ちゃんに頭撫でられてる時とか、アキちゃんが「ありえなーい」と爆笑した時なんて無表情なりに表情豊かでしたw
(房ちゃんとのは実際後頭部しか見えてませんがね)

 

移籍後だからでしょうか、ダンス回に入ったからでしょうか、今まで登場はしてたものの、あまり深く絡んできてなかった女性陣にもスポットが当たったというか、印象的なシーンが増えたように思います。

房ちゃんの「悪い顔!」かわいい!あぁ、BL脳に片足突っ込みそうだったのに、そうきたかー!やんごとなきお顔立ちですが、「ちょん切っちゃえ!」とかそういうことも言えてそれでも可愛い人。房ちゃんはどこまでいっても房ちゃんですね。
スタンダードのお二人は天然さんなんですね。うふふ。

あとラテンチャンピオンのアル達との絡みも入ってきてますます楽し〜い!!!

キューバの過去編も良かったです。でも9人の妹達、何がなにやらわからぬ…(苦笑)
アキちゃんがそもそもどうしてキューバにいたのかもちょこっとでいいから教えて欲しいなぁ〜。

タンゴの二人もいいですねー。手を合わせて伝わる感情。そしてもっきw

そこから小冊子へと続いていきます。

 

どんどんダンスの話は進んでいくのにお二人の恋愛模様は遅々として進まないというか、3歩進んで2.5歩下がる感じがまた…!!保留先生(笑)頑張ってください。
それでも許したってことはラテン男にしては大いなる前進なのかも。

二人の恋愛の姿勢がダンスの姿勢そのものでそこも楽しい。

 

おまけ・男達にとってストッキングは永遠の神秘なんでしょうかwww
年末のラテンショーどんな仕上がりか見てみたいです。
それにしても皆仲がいい!こういうの大好きです!

 

それからそれから、特装版の小冊子、腐を自負する人にはたまらない内容でした。
はー、どっちかなー?どっちでも楽しめそうだ〜。
まぁ本番なくてもお二人の絡みがすでにエロいし、お話もキャラもしっかりしてるのでなくても全然平気なんですが…むしろなくてもいいかも。

腐った話じゃないですが、リアルでは言えないこと

今回はBLをそっと横に置いておきましょう。

で、何がリアルで言えないかって?

 

あのね…

 

 

見せられた人の子の動画が…

 

 

 

激しく面白くなかった

 

 

 

はい、以上です。あるあるですね。

 

えぇ、わかりますよ、自分の子が一番可愛いってね。思います。親だもの。

私もね、その子が生まれてからずっと近くで見てますよ、子供の友達の2番目だもの。

だからなんだか懐いてもらってるし、もう我が子にはない幼さとかみるとね、

掛け値なしで可愛いと思いますよ。

 

しかしですね、

 

その子がおもちゃ振り回してる動画を見せられて、

 

ど う し ろ と ?

 

ネットにあげられてるならまだしも、スマホで撮った動画を面と向かって見せられてもね?反応に困りましたよ。だってつまらないんだもの。本当に。

ママさんにとったらこんなことできるようになったのよ、可愛いでしょ?
なんでしょうが、

赤の他人からしたら目の前にいるからこそ可愛いんであって、

スマホで見てもなんとも思わないんですよ。

 

いやはやこんなに面白くないと感じたのは久しぶりだったので、しかもそれがいつも可愛い可愛いと愛でてる子の動画だったので自分でも驚きました。
私こんなに人でなしだったの?って思っても面白くないものは面白くないですもの、
仕方ないですね。
リアルで言えないので、ここに吐き出させてもらいました。

 

私も子供の動画を見せるのはやめようっと。

 

次回からBLに戻ります。

リカー&シガレット:天然ぐるぐるエロ君の一人机上の空相撲

座裏屋蘭丸先生の新刊です!

もちろん作者買いしました。表紙から今までのとは毛色が違うなと感じてましたが、まさかのコメディ(軽い)路線だったとは!

お話の内容は、とある国のとある町の坂道の途中に酒屋とタバコ屋が向かい合ってありました。そこの後継ぎ息子たちは幼馴染。酒屋のセガレ・テオは酒屋なのに下戸。それを知ってるのはタバコ屋のセガレ・カミロのみ。ひょんなことから収穫祭の利き酒大会にテオが出ることになり、夜な夜なカミロと特訓をすることに。カミロはテオが大好きで「お試し」で付き合うようにテオに頼みます。で、下戸でぐでんぐでんのテオをあの手この手で気持ちよくさせて…。テオはテオでカミロの気持ちは知ってるものの、自分の気持ちも傾いてるものの、男同士でどうしたものか、と足踏み中。
と、こんな感じでしょうか。

 

いやぁ、なんというかもどかしいよね、色々考えちゃうテオにストレートに迫るスパダリ・ゲイのカミロ。あ、ゲイというかゲイ寄りのバイですかね?でも昔からテオにぞっこんで、なのに彼女(彼氏?)がいたけど現在はフリーという立場。
チャラいようでいて実は一途。恋に生きるラテン男子。

テオはテオであと一歩踏ん切りがつかず、でも毎回ほろ酔いの時にカミロの手練で翌朝パンツを替えられてしまってるくらい身を委ねてるほどメロメロ。なのに一線を超えたくないのか超えられないのかぐだぐだと踏みとどまってます。

こんなテオなので毎回お預けを食らっているカミロ。でもまさかお試しとはいえ受け入れてくれるとは思わなかったので、テオの淫らな反応を見て楽しそう。
カミロの理性(=下半身w)に乾杯。

 

 

そして改めて脱帽します、座裏屋先生の画力。こんな貧弱なボキャブラリーでレビューするのもおこがましいと思うくらい素晴らしくとんでもないんです。
見てるだけでも至福・眼福です。BLにはまって良かったって思うくらい。

 

まずあの南国の暑い日差しを思わせるようなカラー扉絵。舞台はキューバとかブラジルとかその辺りでしょうか。
少し前にレビューした「VOID」の湿り気を帯びた英国風な世界、「眠り男〜」のアメリカンな大陸的開放感、「ペット契約」の閉鎖的空間、「コヨーテ」の欧州的都会感など、座裏屋先生の作品は舞台の世界観が背景でしっかりと描かれているのですごくその世界に入り込みやすいです。登場人物も実際そこにいそうな性格だったりします。

カミロの優男な大人セクシーさと、テオのキュートな褐色の身体。いや、キュートなんだけど同時にとんでもなくセクシー。あのしなやかさと肌のつや+あの時の艶っぽい表情は座裏屋先生の十八番ですね。トーン使いも秀逸。つるんとハリのある肌の質感、ぷるんとした唇、筋張った腕、体幹の逞しさなど、ほんとにほんとにどこをとってもイイ。

 

そして毎回感嘆するのが描き込みの緻密さ。ボトルの質感もさることながら、南国らしい部屋や家具などの簡素な作りに合った描き込み方、そしてワイン祭りの時なんて何人描いてるの?とにかく人をモブですら活き活きとしっかり描かれています。

 

そんな中、名前を付けられた主人公達をとりまく友人ズも勿論丁寧に作りこまれています。口が悪くて色々悟るし煽るけど友達思いで男前なディエゴ、ナチュラルボーンバリネコなマリノ、二人ともラテンの男らしくさっぱりきっぱりしています。ぐねぐね考えてるのはテオとカミロだけ。
ま、この二人がさっぱりはっきりしてたら話がすぐに終わっちゃうんですけどね(笑)
ディエゴにスリスリしてるマリノがかわいいw
この二人の発展したお話も見てみたい気もするけど、ディエゴはこのままストレートなディエゴでいてほしいとも思います。彼の身体好きのマリノもばーんと受け入れちゃう大らかなラテン女性とケンカップルになってると嬉しい。

 

んで、描き下ろしがまた…!!!

テオに思いが通じてネジが一本外れちゃった感のあるカミロ(笑)とおずおずながらもしっかりと恋人に応じるテオが可愛いwww
マリノらしいテオへのプレゼント…!!!これがそういう名前って初めて知りましたwww

そしてそれを使ってエッチへなだれ込む2人。本編では本番が最終話しかないので、ここでた〜〜〜〜っぷりと魅せてくれました。んふふ。

そうなんですよ、この二人、本番は最終話だけなんですよ。それまで「お試し」だったしね。いや、でもいやいやいや、途中でもエロ不足とは全く感じないんですよ。
もう二人の絡みがエロいの!お試しなのに!キスシーンたっぷりでこれがまたエロい!
そりゃテオのパンツもぐちょぐちょになっちゃうよ。

 

しかもすごく計算され尽くしたアングル・ポジションで描かれてるので、エロいのに修正いらず!!これ重要!テストに出るぞ!
セクシーで艶っぽい素敵な場面なのに、局部ががっつり白抜きになってるとそれだけでテンションだだ下がりですからね。


描き下ろしの時も別のアプローチをされています。なるほどね!これも修正いらず!
さすがです。

 

抱かれたい男1位に脅されています5巻:トータカデレ発動!壊れた!

っっっっっっはぁぁぁぁ〜〜〜〜。

これこれ、これです。この巻、待ちに待っておりました。

買ってから何度読み返したことか。

 

ついにパパラッチ編完結!祝・ちゅんたか復活!ひゃっほーぃ!

もうあの4巻あったからね、止まらないですよ、このお二人。
ちゅん太の種明かし話の後はめくるめく…ぐふふふふ

仲直り後とその後のプレイ中(笑)の情事、どちらも捨てがたい。いや、捨てませんよ。
たまりませんね。ほんと良い絵・良い仕事です。


あの敬語にできない程、余裕のないちゅん太がイイ!!切羽詰まった感じがイイ!!
トータカのくちゃくちゃな顔がイイ!!ビクビク震える敏感な身体がイイイイ!!

もう体力使い果たして崩れていく様がまた萌えるのぉぉぉぉ〜〜〜。
(走馬灯も見えるよね、そりゃwww)


毒気を抜かれた編集長とカメラマンの二人も新しい人生歩むみたいですし、
あの「かっは」の綾木君もナイスアシストで微妙に良い位置に収まりましたね。
良かった良かった。

 

それにそれに、この巻で特筆すべきことは、トータカのお祖母様「鈴子さん」。
いやはや超絶にカッコイイ生き様です。こんなお祖母様持つなんてトータカいいなぁ。
色んなとこでこの「鈴子さん」を絶賛するレビューがあがってましたが、納得です。
ほんとカッコイイ。トータカが憧れるのもわかるわ。
あと、助演男優賞をかっさらった中多パイセンとの関係もわかったし(パイセン、ツイートもしてましたよね)、なんだ、トータカ周りからとても愛されてるじゃないっ。

 

生徒会長話は珍しく3Pになだれ込む前のお話で、生徒会長のピンチを助ける2バカでした。うん、あの後も読みたかったなぁ。トイレで何があったのかなぁぁぁ??www

 

この後、スペイン編なんですね。どんなものなのか全く見当がつきませんが、アリス先輩?が出てくるのでしょうか。ま、あんな衝撃的な登場の仕方ですもの、がっつりとでてきそうですね。楽しみだなぁ〜〜〜。

 

あ、アニメ化ですって?アレを地上波でやるんですかね?
暗転・朝チュンだらけですかね?原作の良さが伝わる作品になるんですかね?
不安要素しか見当たらない…。

 

誤算で不幸な恋話:烏童兄ぃぃ!!!

緒川千世先生の言わずと知れた名作2本の後日談です。

なんといっても烏童兄の可愛らしさよ。
「誤算」で初登場した時はなんていけ好かないヤツだと思ってましたが、最後ポツリとつぶやいた「いいなぁ」に心惹かれるものがありました。
その引っかかりが確信に変わったのは「不幸」話。

いやん、烏童兄可愛いじゃないの!と思った更に上をいく可愛さを堪能できるのがこの本です。

これぞツンデレ。見栄っ張り〜!

そして清竹もいい!その名の通り真っ直ぐ。本当にノンケだったのかと思うぐらい烏童兄にメロメロです。いじわるもしちゃうぞ。烏童兄ももう素直。兄の敬語発動時が可愛くて仕方ないです。見ててほんわか心が暖かくなります。エロいのにw

「誤算」の二人も良いですよー。バカップルサイコー!甘え上手なミキと甘やかし上手な烏童弟。愛し愛されてるよね。ほんと。

後日談読めて良かった〜!

 

この2作品の他にも世界が廻ってる話の馴れ初めや、ダークな兄弟話もあります。

こちらもいい。

仄暗い狂気さを孕む歪んだ愛情話も好きですが、バカップルがバカップルらしく際限なくいちゃつく話も大好きです。

 

VOID:永久凍土に芽吹く…

座裏屋蘭丸先生のちょっと前の作品です。
最近新作をリリースされましたが、あえてこちらを。

 

これは七年前に亡くなった恋人(と思っていた)男の遺伝子を引き継いだヒューマノイドを無理矢理託されたことで止まっていた時間が動き出す男のお話です。

汎用型とオリジナルの記憶が混在するオリジナルそっくりのヒューマノイドと、最初は七年前の事件の哀しみと憎悪のみでしか向き合えなかったのに、段々とオリジナルとは違う面が見えてきて…。

受けが愛玩用ヒューマノイドだからね、身体を、特に開口部内部を色々いい具合に作り変えてらっさるんですよ、出所は違法業者だけどいい仕事してるのねん。刷り込みがあったとしても、あの子は素の部分ですでに健気すぎてもうもうもうっっっっ

オリジナル君も実は健気だったんでしょうね。健気のベクトルが別の人の方へ向いてましたが・・・。

 

この方の何が素晴らしいかって、この絵!!このデッサン力!!この裸体!!このエロ!!

お話もなんども読み返したくなるし、深いし、エロいし。受けも攻めもセクシーです。
話の間に出てくる鳥かごと鳥も意味深で、読み返すとなるほどなーと。

最後も素敵な終わり方だし、なんかこう、夜明けを見るような感じです。

 

しかしまぁ、表紙からしてカラーがもう、もう、もうっっ!!

ここまでくると何を描いても楽しそうですよね。

もう何をとっても素晴らしいとしか言いようがありません。素敵すぎる。美麗すぎる。

なんでこうBL作家様達は皆画力が素晴らしいのでしょう。その中でもこの方の画力は抜きん出てる。好きすぎる。たまらない。

ほんと自分のボキャ貧を呪います。作者買いします。

 

ツイッターで見たのですが、VOIDのフランス語版(そんなのがあるんですねー)は
なんとほぼ『無修正』だとか。

うわー見たい!見たい!見たい〜〜〜〜!!!!(壊)

フランス語わかんないけど見たい〜!!!この方の描く世界観だと違和感なさそう!
どこに売ってるんでしょうね?ア○ゾン?大型書店の洋書コーナー?

 

当たり前だけど作家さんが描いた原画には、ちゃんとおテ○ン○ィン描かれてるんですよね。なのに世間に出る時は修正されてしまうなんてもったいなさすぎる。

いつか日の目を見て欲しいデス…。

 

18禁でいいからバーンとだしちゃいなよ!

 

ロマンチックポルノ:絶倫xビッチのエロコメ論争

藤谷陽子先生の最新刊です。この方の描く人々はとにかく可愛いですね(笑)

お話は同時に彼女に振られた会社の同僚が付き合うことになり、お互い大好きなんだけど、エッ○の時のギャップが激しく(笑)その擦り合わせをしていく、というお話。

 

全体的にコメディです。でもエロい。いや、エロいのにコメディ?エロコメ?
とにかく軽いタッチでサラーッと読めてしまいます。エロいのに。

とにかく受けのリツがエロい、ビッチ、声でかいの三拍子揃った子で(笑)
攻めの瑞希はリツとそうなる前に、想像上の清楚(?)なリツ相手に色々とエロい妄想するんですが、目の前の現実のリツにことごとく打ち破られてしまいます。

挙句、お初はしゅるしゅると…あぁ不憫…(笑)

 

ですが、そこは愛、次回は奔放なリツにも負けない絶倫瑞希の本領発揮、不本意ながらも相手が満足いくようつきあってあげます。で、壊れるわけですが(爆笑)

パッカーンなシーンの温度差とか出張先でア○ルボール引きずり出すシーンとか、本来そうはならない場所で吹いてしまうこの切なさよ。。ククク。

 

 

なんかもう全編通してこの二人のギャップ愛が可愛いし面白い。こんなエロいのに笑えるなんて素敵です。当て馬もなく、とにかく瑞希が空回ってるのをリツが導いていく…あれ?リツってビ○チなのにしっかりしてるよ?
割れ鍋に綴じ蓋的カポーは大好物です。

 

瑞希が自分の腰をスパーンと打つ瑞希の全然イケてなさ加減や最後のオチの仕様は
まさに昭和ギャグの世界で懐かしささえ感じてしまいました。

でもエロいとこはエロいんだよね。もう楽しい☆