アラフォーがリアルで言えないハマリ事を語るブログ

アラフォー主婦がリアルで語れない事を書くブログです。とっちらかってます。

十二支色恋草子1・2巻:モフモフと千変万化の攻め様

待緒イサミ先生の全3巻(になるのかな?)モノです。

 

お話の内容は神使(動物)達のお休み処に猫神様が来るところから始まります。実は今まで猫神様はここに来た事がありませんでした。なぜなら、このお休み処の大将は十二支が順番で受け持ってるから。十二支と猫の因縁のお話は有名ですが、こちらもその因縁が元で猫が寄り付かなかったのです。でも今回はお社が燃えて猫神様の力が弱くなってきたので仕方なく。猫神様を連れてきた猫憑きの古万乃胡太郎と猫神のコマ、そしてお休み処宮司の干伊正隆が出会っていろいろ盛り上がります(笑)

 

いやぁ、前回に続き、このお話も可愛いです。神様モノってなんだか掛け値なしに好きなんですが、これはちょっと異色というか、宮司の正隆クンが十二支の獣達に月毎に憑かれるので、その度に性格が若干変わるというか影響されるのでいろんな正隆クンが見られるのです。一粒で十二度オイシイ…。

その動物の影響で猫(=コタ)との関係も影響されるという…。

 

しかし構成がうまいです〜。なんで中途半端に酉の月から始まるのかな?と思ってましたが、翌月の犬のように懐く正隆君を経て次は猪突猛進なイノシシ、そんな三ヶ月で正隆君とコタローの関係が深まってきたころに…あの動物の月になりますか。なるほど納得です。ふふふ。

設定上動物だらけのモフモフだし、しかも神使だし、最初はBL要素でてくるんですかね?と訝りながら読んでいました。そのうちもう動物達が可愛いし人間様達も何かといちゃいちゃしてるしエロなくてもいっかーなんて思ってきたところ、でますねー!始まると矢継ぎ早(爆)
しかも神使達直球すぎる!それに振り回される二人もイイ!正隆クンもなんだかとんでもなく直球だぞ?神様相手にしてるとそうなるのかしら?猫憑きだけどごくごく普通のコタの反応も大好きだ!(笑)

で、毎月色々あってもう一つの因縁、コマの社が燃えた原因(といってもとばっちり)を作ったあの動物とのお話もうまく収まって、さて、次なる第3巻、未見なんですよねーもー。

早く読みたい!