アラフォーがリアルで言えないハマリ事を語るブログ

アラフォー主婦がリアルで語れない事を書くブログです。とっちらかってます。

【ドラマ】きのう何食べた?:ゲイカップルとそれを取り巻く優しい日常風景

実はこの原作、BLとは知らなかったんです〜!

よしながふみ先生著なのは知ってたし、「大奥」で男女逆転の不思議な世界を描いてらっしゃるという話も聞き及んでましたが、これは単なる料理漫画だと思ってました。

で、ドラマも食事風景美味しそうだろな、とか、うんちくでも語ってもらえるかな、とかで見始めたらアナタ、ゲイカップルのお話じゃありませんか!

だからといってこの二人の関係性をぐいぐいアピールするのではなくて、お話を飾る設定の一部に過ぎないんです。つまるところ、幸せなカップルの価値観の違いや周囲との関係などの生活風景が食事を中心に語られ、そのカップルがゲイだったよ、というそんな男同士という設定は二の次というスタンスな話だな、というのが3話まで見た印象です。

 

イチャラブな場面はほぼ皆無で(今のところ)、むしろ成熟した夫夫な距離感。イチャラブ度でいうと「おっさんずラブ」や「隣の芝生は〜」のゲイカップルの方が高かったです。

とはいえ、オープン・クローズの温度差、シロさんの両親や親しくなった家庭のご主人のゲイに対するズレた反応などもあったり、「ゲイあるある」部分はしっかり描かれています。でもそれだけ。もうそれだけでいいと思うんです。

日常のね、ニヤッとしちゃうようなほっこりシーンはどんどんカモーン!ですけどね。

 

しかしまぁそれにしても食事が豪華だこと!シロさん一人で作ってるとは思えないですよ。一体何時間費やしてるのでしょう?いや、きっと効率&手際が良いのでしょうね。
当方アラフォー主婦ですが、料理力格差に毎回うなだれてしまいます。
こんなに品数多く出せないわ〜。これは漫画ファンタジーなんですよね?ね?


そして料理時のモノローグに聞き耳立ててしまいます。
「昨日の残りの」とか日常キーワードが出てくるとほっとします。
そうよね、やっぱり残るよね!と主婦脳全開w

 

ゲイカップルの日常シーンで素敵なのはお互いが得意分野で家事負担してるってとこ。これカップルの内訳問わず理想だと思うんです。


男女カップルだとどうしても女が家事を負うものとして描かれがちだし現実もそう考える人が多いですが、ゲイだとどちらも男。どっちがどうすべき、ってことがない描写が多いように感じます。
お手伝いもさらっと自然にできちゃう心配りが素敵。あ、でもこれはその人自身にキャパシティがないと男女問わず無理ですね(笑)

 

これから話は色々展開しそうですが、料理&食事シーンは変わらずほこほこしてて欲しいです。

原作は未読ですが、このドラマを見終わってからゆっくり考えようかな。
でももう15巻も出てるんですね〜。ちょっと追いかけるには距離が開きすぎた。。。