アラフォーがリアルで言えないハマリ事を語るブログ

アラフォー主婦がリアルで語れない事を書くブログです。とっちらかってます。

ネコのち、ネコ:ニャンニャン可愛いリバップルw

これまた藤峰式先生のお話です。そうそう、こっちを先に買ってたの。で、ツボりまくりだったんですが、なぜか後に買った方を先にレビューしてしまいました。

 

職場のストレスでア●ニーにどハマりした男子(陸)が一度本物を使ってみたい、ということで出会い系アプリに登録、二十歳の誕生日に待ち合わせ場所にやってきた相手がバイト先のいけ好かない同僚(悠斗)だった、さらにネコだったので、入れてもらうはずが入れられて…というお話。

 

BL好きにはおなじみのネコちゃんのお話です。今回の子達はお互いネコなんです!ということで、リバ、なお話です。
リバってBLならではのお話だと思うんですよね。どっちも使えるんだから、You達使っちゃいな、と思ってしまうんですよね。なので私はリバ推奨派です(笑)

 

この2人、ほんと面白い。最初こそ陸がワーワー言ってたけど、ヤってみれば相性抜群、好奇心旺盛でスレてなくて歯に布着せぬ物言いの陸と、欲望に忠実でコナれてる上に塩対応の悠斗、そこに悠斗の元彼・強面のケイも絡んできてほんっと楽しいのです。
ケイと悠斗の別れた理由もあららーてな感じだし、陸vsケイの関係性も可愛い。三角関係に陥るかと思いきや悪人がでてこないのでキリキリしません。
バイト先店長もついでに良い人w

リバと言われてる作品ってほとんどがどちらかに偏ってることってないですか?
大筋でタチネコ決まってるけど、怒りや嫉妬に任せて一回リバっちゃったとか、タチネコが初期に逆転してからずっとそう、とか。はたまた前彼とはネコだけど今彼とはタチだとか。リバ好きにはちょっと不完全燃焼気味なのです。

しかしこのお話はネコ同士、ちゃんとバランス取れてるんです。途中陸が悠斗の為にタチになろうと頑張っちゃいますが、元ア●二ストなだけあって満足できない。それを悠斗に見破られて結局リバ。ほんっと可愛いです。

それから…
「自分が気持ち良かった事を相手にもしてあげられる」という…。
これ!これですよ!リバの醍醐味はぁ!
そして読んでる方にするとカラミが2倍なんですよ。どっちもやるから単純計算で2倍。
お得だと思いません?(笑)

 

人によってはリバNGの方もいると思いますが、このお話、ほんっと可愛いからぜひ一度読んでみて!コスプレエチ回なんて色々と可愛いわぶっ飛んでるわ面白いわで感情が忙しいです。

 

ちなみに1カプでリバっちゃうのを「同軸リバ」というらしいです。
同軸…なるほどw 一つ勉強になりましたね!(笑)

小町教授の開発記録365:藤峰式節弾けるエロキュンコメディw

藤峰式先生の新刊です。
単話売りしてた時から気になってたんですが、ようやくまとまりましたね。

 

今度はどんなお話かと思えば「男性妊娠」。

オメガバースではなく普通の男、しかもお互いノンケ(多分)の二人で「男性妊娠」www

ニートの高音はリケ女の姉から斡旋してもらったバイトに(無理矢理)応募で即採用されました。バイト内容は小町教授(男)の子供を妊娠すること。ぶっ飛んだ話にもちろん帰ろうとしたんですが、そこをとっ捕まえられて媚薬を飲まされ勢いでエチ&契約〜。
一年間の(仮)新婚生活が始まりました。。。

 

いやー、楽しかった。小町教授、ぶっ飛んでましたねーというかあのラボ自体とんでもない人間しかいないのでは?みんな人は良さそうだけれども…。理系で頭良い人って大概ヤバイっていう典型の方々ですね。

転じて受けの高音はイケメン小町教授に開発されて絆されちゃうアホの子だし。そして小町教授も媚薬でトんじゃってる高音の笑顔にキュンとしてからどんどん高音に惹かれていくけど、それが恋とは自覚できないという…。ありがちー!www

 

 エチシーンも良かったですよー。最初は媚薬でメロメロにならされてた高音ですが、飲まずに自ら挑んでいったり成長(?)が垣間見れます。そして例の場所は白線処理のみです。このアングルで他の処理方法だったら結構辛かったかと。

 

この作家さんの緩急の付け方が大好きなんです。あのめちゃくちゃ盛り上がった次のコマがスンッてシラフに戻ってるとことか、周りやセルフツッコミとか。コマの温度差が激しければ激しい程楽しいw

そろそろ来るぞ来るぞ来るぞ…キターーー!みたいな(笑)


結局「男性妊娠」の結末がどうなったかまでは描かれてません。あれはキッカケにすぎません。できてもできなくても2人が幸せならそれで良いのです。

 

しかし途中から出てきたライバル教授は当て馬にさえならないカマセ要因だし、なかなか良いキャラしてたからもう少し噛んでほしかった気もします。「男性妊娠」云々よりこちらが気になりました。
まぁこのお話の勢いと長さ的にはあれが妥当だったのかな?
嫌味なやつぽい描かれ方だったけど、このお話の中で一番の常識人だったのでは?w

オールドファッションカップケーキ:二度見必至!キュンオジ好き必見!

佐岸左岸先生のお話です。

もうすぐ四十路で欲が無く人生枯れかけてきた主任が部下によって蘇生(笑)されるお話です。
なんて一言で済ませられない可愛さがあります。でも流れはそういうことです。

 

ちょっと最近老化が始り、無欲というよりも何もかも手を出すのに臆病になっていた四十路前の主任・かわオジの野末は、それを10歳下のイケメン外川に指摘され「アンチエイジング」と称して毎週末インスタ映えするようなオサレカフェに連れていかれたり、ガラケーをスマホに換えたりするようになります。上司を甲斐甲斐しくお世話する部下だったはずなのにその一挙一動が気になり始め、ただならぬ想いがこみ上げてくるのですが、それも見ないふりしてるうちに…。

 

野末さんが同じアラフォーということで気になって買ってしまったんですが、この人可愛いわ。こんなアラフォー男子近くに欲しいわ。目とココロの保養だわ。いいなー部下の人たち。
野末さんのいちいちやること言うことが外川のツボにハマりすぎて外川クン待ったなしです。目をそらしたり口元を押さえたりして気を逃すんです。そんな二人のやりとりを見てこちらはギュンギュンするんです。

 

淡々と、でもものすごい文字量で語りかけてきます。なのにセリフは上司と部下のやりとりなので二人の気持ちとはほぼ関係はなく、ただの会話(外川クンはぶっきらぼうなようでいて、そこかしこに色々忍ばせてますがw)。
でもピシッと締めるところは締めてくる野末さんは、大人だなぁ、と思いました。
そこ以外の二人の気持ちはコマや絵が語ってる、これがイイ。それにふわっとしてる画風のくせに背景までしっかり描き込まれた絵なので画面は思いの外質量があります。

 

コロコロ表情が変わる野末さんと外川くん、このお話は二度見することに意義があります。二度見といっても一コマを「えぇ?」ともう一度見るんじゃないですよ?一度全部読了してからもう一度読み返すんです。それによって見落としてたコマが生き生きしてくるという不思議なスルメ魔法がかかっているのです。

 

そうそう最近この人たちの馴れ初め、というか外川側のきっかけが描かれた短編が発売されましたね。これがまたいい!BL前のお話です。ただの上司と部下のお話だけど、きっかけがしっかりと描かれています。
もうっその頃から人誑しなんだから!野末さんは!

 

さらにさらに、続編・"withカプチーノ"が雑誌の方で連載始まりましたね!
チラ見しましたが、二人のラブラブっぷりがもうたまりません。が、ちょっと野末さんがぐるぐるし始めましたね…。纏まったら買うつもりです。
これに上記の短編も入れてくれないかなぁ?
あ、あと、番外編にあった、野末さんの聞き捨てならないセリフ「せ、聖人は…」のエピソードも是非に!(笑)

 

黄昏アウトフォーカス:甘酸っぱい青春映画

じゃのめ先生のシリーズになってますね。こちら、「黄昏アウトフォーカス」「残像スローモーション」「黄昏アウトフォーカス overlap」の3冊あります。

どれも高校の映画部を舞台にした作品で、「黄昏」はメインになる寮で同室の二人、「残像」は映画部三年部長と次期部長の二年のお話です。

どれもいい!

 

内容は、高校の寮で同室になった2人、ゲイの寿と映画部撮影班の真央。2人でカメラの前でお互いプライベートを邪魔しない・口外しない・手を出さないと3つの誓いを立てます。

二年になって映画部は文化祭に発表する映画のテーマをBLとし、監督の市川は寿に主演を演じるよう交渉してくれと真央に頼みます。テーマがテーマだけに真央が寿との約束を破ったのではないかと誤解されるのでは、と交渉を躊躇している間に寿はそのオファーを受け、主演として真央達の部活に参加します。

こんな感じでほぼ高校の映画部のお話なんですが、部活にしてはとても高度な分業での連帯感があって、二年生だけでここまでできるなんてと感心しきり。三年は三年で別の作品作ってるし(残像)、そっちはCGなんて使っちゃったりしてもっと高度なんですよ。こういう子達が集まる学校なんですかね?

 

なんて内容とは違うどうでも良い部分が気になるのは話がしっかりとしてるから、が前提なんですよね。話がグダグダならそんな細かいところまで目がいかないですから。

いいですよーキラッキラの高校生活。アオハルですよ。あ、でもアオハルなんてオシャンな言い方ではないですね。やっぱりこの作品は青春(せいしゅん)て言葉がよく似合います。

なんだろう、登場人物は現代の子だし、使ってるものもスマホやコンビニなど21世紀なんですけど、空気感が昭和なんです。なんだか懐かしい雰囲気。

もしかしたらマイルドヤンキーな寿が壁に掛けてるすだれ(おばあちゃん宅の台所の入り口や勝手口なんかにかけてありそうな…)とか、市川の無造作まとめ髪ヘアにアラレちゃんメガネとか、映画部双子のアシンメトリックな髪型が昭和感を醸し出してるのかもしれません(アラレちゃんメガネは最近流行ってるようですが、それとは時代が違いそうな…)。

まぁ一番の昭和感はじゃのめ先生の絵のタッチかもしれません。崩した顔のパーツがいちいち懐かしいんです。これは一周回ってオシャレになってきたクチなのかしら?アラフォーだから懐かしい?


それよりもなによりもこの作品を際立たせるポイントは独特のアングルですね。俯瞰・見上げなどのどこから見てるのアングルもさることながら、遠近法をものすごく使いまくってて、それがまぁ多少大げさだったりするんですが、それが嫌味なほどに作品の雰囲気とマッチしてる。さらに身振り手振りも結構大げさでドラマチックなんですが、これもまたこの作品を唯一無二に仕立て上げてる要素の一つなんですよね。

 

なんだか映画のワンシーンどころか映画を1本見てるみたいな気分にさせてくれます。

 

ギヴン6巻:ススススピンオフ?

待望のギヴン6巻@キヅナツキ先生でましたねー。

今回は副題に柊mixとあるように柊達のお話メインでした!

 

先ほどのコンテストで入賞した柊と玄純のバンドがデビューすることが決まり、ギタリストが進学のために脱退したことを受けて柊が後釜(サポメン)に立夏を指名、とある計画を実行するには立夏でないとできないと言い、立夏は良さそうだったから、と承諾、3人で練習&喧嘩wの日々。
さらにギヴンとメインカプの将来を問う件+すれ違いも発生して真冬がショート。
ということでバンド・ギヴン、今巻は小休止。

この巻はBLの進展よりもの周りや状況を深く掘り下げることに費やされたようです。
次巻で色々回収されていきそう。でも次巻を読むにはこの巻は必読、ということです。

 

そして今まで謎だった柊と玄純の関係性を遺憾無く描き出しています。
フゥ〜〜〜!ダーク&ヘビー玄純、キタキタキタァーーーー!!!

メインの2人がほんわか(主に真冬)であんまり進まなさそうだし(でもDK組で一歩進んでるのは真冬なんですよね。由紀すげぇな)、アダルト組は落ち着いたので、こういうちょいと刺激のあるカプがいいスパイスになりますね。
この二人のこれからも目が離せませんw

 

ギヴンメンバーは柊mixなのでサポメン+計画を実行してる立夏以外、ほんと出てきません。ただ、春樹は立夏姉と絡んだり、大手プロダクションからメールをもらったりでちょいちょい出てきます。真冬も立夏繋がりでポメポメ出てきます。

 

で・す・が、秋彦ぉ〜〜〜〜〜!!!!

どこ?どこ?どこなのーーー?何やってんのーーーー??

 

最後の最後に一コマだけ出てきてto be continuedですよ。そんなのアリ?(爆笑)
次巻に期待!

その代わり秋彦はおまけ4コマでかっさらいます。
この男子ぃ達のわちゃわちゃしてるの大好きなので沢山入ってて嬉しいです。

 

ブルースカイコンプレックス6巻:世界がぐぐんと広がりました。

ブルスカ(こう略すんですね)6巻キター♪───O(≧∇≦)O────♪

待ってましたよー。嬉しいっ!
どこぞのシリーズみたく紙出版の後、半年近く待つのも覚悟してたんですが、案外早めに電子版出ましたね。嬉しいっ!

 

今回のお話は二人を取り巻くお友達や家族などのお話。夏生のホームステイ先の話やミステリアスな元美容師・知羽さんの秘密や春ちゃんの乙女心、夏生母のお話やチカ家族へのカムアウト…は未遂に終わりましたが、とにかく周りが色々と騒がしかったです。

 

これまでは二人の恋愛模様が中心で、5巻で強い絆+スパダリが生まれてるのを見て感無量になり、6巻ではその2人からさらに輪が広がる感じで、ますますブルスカ世界の奥行きが広がってきました。

 

それにしてもさー、知羽さん、もうわかってるよね、春ちゃんのトキメキ(可愛いっ)。夏生にはあぁ言ったけど、どう見てもあえて牽制したとしか思えないわ。春ちゃんの恋心の行方も気になります。
そして夏生と春ちゃん初めてのケンカ。そうそう、拗れたら早めに直すのが一番よね。こんな時代にこういうお互いを思うが故のケンカができる友達って貴重よねー、とおばちゃんは思ってしまうのです。クリスもナイスフォローよね。色々考えちゃう。ふふふ。

 

お話がほとんど周りにシフトして二人のラブラブっぷりが霞んでしまう?
いえいえ、二人も十分ラブラブでしたよ。むしろ熟年夫婦のようなおしどりっぷりです。
チカの夏生限定スパダリ発動にますます拍車かかってますしね。夏生実家での密かなエッチには燃えましたね。あんなにこそこそやってる上に結合部殆ど見えてないのにあんなにエロいなんて。どうなってんの?
実質これがこの巻で唯一のエッチシーンですが、なんかもう満足しました。BLの萌えはエッチだけじゃないんですよね。もちろん、あったらあったでね?言わずもがなwww

 

次巻はきっとチカ家族へのカムアウト巻になる…のかな?夏生家族みたいにあっさり受け入れてくれるのか、兄ちゃんがブラコン拗らせて一波乱あるのか…楽しみです。個人的には一波乱あってほしい。あるならvs母ちゃんor兄ちゃんだろうなと予測してますが(桃花さんはめっちゃ応援しそうw)、あの家の母ちゃん印象薄いので兄さんかな。仲良し兄弟初喧嘩とかやっちゃって〜!でも早期終結&ハピエンでプリーズ。

あ、その前にアレックスが訪ねて来たのか。フード被って顔も未公開。あのおっちゃんの息子。一体どんな人なんだろう?

そんなに言うなら抱いてやる:ぬふふふふお主も悪い男よのぅ…

にやま先生の新刊です。まとまるの待ってました!

なにこの超上から目線のタイトル!!そしてあの眠そうなのに目力半端ないバリタチ君。何やら不穏な空気を感じて(褒め言葉)単話版が出るたびにチラ見してました。

 

とある会社の総務部八年目の忍(a.k.a.ニンニン)は会社ではもっさくて存在感のない男を演じてますが、ゲイバーに来るとスパダリ本性を表し、ブイブイ言わせてます(古)。
ある日、そこにいけ好かない同僚・ヒカルの姿が。こちらは女子社員の羨望のマト的なキラキライケメン王子。彼はノンケですが女子にモテすぎるので、戯れに男にもモテてみたくなり、同僚が間違えて入ってしまったというゲイバーへ来てみたのです。
案の定、男にもモテるんですが、何故かバーの人気No.1と言われる忍が全く興味を持ってくれない…!!むしろ避けられてる?
当の忍は正体がバレるのを恐れ、自分の庭から彼を追い出したい一心でヒカルの策略にワザとハマろうとしますが・・・

 

もうね、こういう拗らせ探り合いなお話大好物なんですよ。
ニンニン悪い顔…うふふふ。
ヒカルもプライド高くて承認欲求拗らせちゃってもうグルグルしちゃってます。
お互い「仕方ねぇな」的な高慢ちきな意地の張り合い、可愛い。
ヒカルなんてノンケのくせに最初からがっつり堕とされてるにも関わらず、忍が落としていったライターを彼が次に会うための口実として置いて行ったと勘違いの末、しびれを切らしてバーに来てしまうというwww
忍も最初は遊んで捨てるつもりだったけれど何度か会うたびに…、いや、最初からヒカルの外見はドンピシャだったようですね。

そしてエチシーン、ヒカルくんトロトロでエロいんだもの、ほんとエロいの。
言うことないでしょ。

 

そしてこの二人が出会うバーで働いているマスターと双子。こちらもサイコーです。
双子のコスプレ&ツッコミが秀逸w
名前すら出てこないけど最高の脇キャラです。この二人面白すぎる。

あとヒカルの同僚・冬也さんも何かありそうなんですけど…ってスピンオフ願望w