チャラ男ビッチの透明な涙:誤算のハート+終わらない不幸についての話
緒川千世先生の「誤算のハート」と「終わらない不幸についての話」、烏童兄弟でつながってますね。あーどっちも大好きです。大好物です。
まずは「誤算のハート」、三城、ビッチすぎるwww
そして真面目系においてもボーダーな辺りに位置する烏童。いい男だわ、こんなDKいる?そんな2人のイチャラブ話なんですが、この方の描く人物ってどこかしら歪んでるんですよね。狂気をはらむ、というか。この本は軽いタッチで描かれてますが、やっぱりチャラ男ビッチの三城に気に入られた真面目烏童という単純な構図ではなく、烏童の執着というか独占欲というか、狂気孕んでますw
そんな烏童はさておき(え?)、三城ですが、あんなチャラチャラしてたのに烏童の手練に翻弄されて陥落しちゃいましたね。なけなしの意地張りますがそれも見事に破られて烏童に泣かされちゃって、もうこの経緯ゾクゾクします。
しかしこの人の描く涙はほんっと綺麗。目に溜まってる涙も透明だし、思わず溢れてる涙も綺麗。とめどなく流れてる涙もなんかこう無理やり流してるのではなくてタパーッて流れてる感じがなんとも言えない情緒があります。
そしてエ口に素直w
途中からの三城のなまめかしさはほんと秀逸です。あんな単純な線なのに(失礼)なんであんな色気が出ちゃうんでしょう?表情もだし、ポーズもなんだかエロいよ。
そういえばエロいのにHの直接的な描写って実はないんですよね。なのに描かなくても見えそうな感じがまたそそられます。
烏童のハマりっぷりも見事です。それでも優位に立っちゃうんだからすごいわ。この人のセリフもいちいちゾクゾクしちゃう。ほんとこんなDKいるのかしら?
そんな烏童のお兄ちゃんが主役の「終わらない不幸についての話」。
こじらせ兄さんが可愛い。
もうあんなことやっても起きない清竹も清竹だけど、兄さん動けなくなったらだめですよー。弟が免許持ってて良かったね。
この兄さんもチャラ男なわけですが、やっぱり彼も涙が美しい。サラサラしてる感じ。
この2つの作品がリンクしてる場面もあって、楽しかったです。あぁ、こういう経緯であんなことを言ったんだな、とか補あえて良いですね。
三城何気にイイ子になってるしwww
あのビッチもぐずぐずに愛されれば素直になるのね。
烏童でかした(?)
こじらせ兄さんも清竹のまっすぐな愛情で少し歪みが取れた感じになって良かった良かった。またこの4人描いて欲しいですー。