アラフォーがリアルで言えないハマリ事を語るブログ

アラフォー主婦がリアルで語れない事を書くブログです。とっちらかってます。

In these words:手を出しちゃったよ…どうしよう

In these words、3巻でましたね。読む気なかったんですが、あまりの絵の巧さについつい手を出してしまいました。っはぁ〜、どうしよう…。続きが気になるじゃないですか。

 

Guild Pleasureというユニットの作画担当の咎井淳先生はどうやらアメコミを書いてらっしゃるようで、描写力半端ないです。ゴリゴリ描いてます。台湾の方?んん?詳しくはわかりません。しかしアメコミほどリアルすぎず、漫画ほど2次元すぎない絵といえばいいのでしょうか。この方の絵見てしまうと他の作家様の絵が軒並み2次元すぎて見えてしまいます。
や、それでいいんですけど。えぇ。むしろバッキバキのアメコミ絵は苦手です。

 

話の内容はというと、最近悪夢を見てしまう精神科医の浅野は警察に事件の容疑者と話すために駆り出されます。容疑者は連続殺人犯で彼を指名しているとのこと。外からの接触を断ち、セキュリティ完備で容疑者とそれに関わる刑事のみと会う浅野。しかしその間も悪夢を見続けますが、それが何か彼もわかりません。ある日浅野が面会場所からホテルに帰れなかった日に容疑者が刑事を殺して浅野がさらわれて…。みたいな話です。血・傷・暴力描写苦手な方は見ない方がいいかと。

 

サスペンスですね。なぜ浅野がこんな夢を見るのか、容疑者がどうしてこんなことをするのか、で、2巻の途中で大どんでん返しがあるんですが(ここで1巻にあったごくわずかな違和感が晴れます)、そのあと浅野の20ヶ月前からの過去話が始まります。重苦しいサスペンス調がガラリと変わって少し軽くなります。とある刑事さんとイチャラブしてますw
その後3巻であの悪夢が現実だったことがわかります(あ、言っちゃった)。浅野が生還して…あぁ、続きがとても気になります。そろそろ現実と過去話が交錯して真実が語られ始めるころだと思うのですが。3巻読んでから1・2巻読み直すと真相らしい仮説が思い浮かんでくるのでちょっと切なくなります。そこまでするの?できちゃうのー?って。

 

絵がね、ほんっとにうまいんですよ。いやほんと。これだけ描けると描いてて気持ちいいだろうなーって思います。でもね、1巻3巻のタッチと2巻のタッチが微妙に違うんです。1・3巻は線が走ってるんだけど、2巻は線がスッキリなんです。2巻のタッチ好きだけど戻っちゃった感じですかね。
それからほぼ全編トーン使わずにカラーをモノクロにしたような絵なのでどうせならカラーでみたいです。ほら、アメコミってフルカラーですよね?
で、だからこそあの部分が白抜かれてるのが目立って萎えちゃう。他にやりようなかったんでしょうか。あんな綺麗な絵なのに勿体ない。

 

この2巻と3巻の間が3年近くも開いてるんですよね〜。いくらBL漫画の発行周期がのんびりしてるとはいえ、3年近く開いてるのはいかがなものか。。
いや、待ちますよ?3巻読んじゃうと4巻出るの待っちゃいますよ?他の作品やスケジュールなどの都合で雑誌掲載ができなかったとの事で、こんな素敵な絵を描くのだもの、他にもお仕事いっぱいなのはうなずけますし、それもこれだけ開いた要因の一つだと思いますが、頑張って完結していただきたい。先急いではしょられるのは嫌だからじっくり描いていただきたいですが、私のアラフィフ完結は勘弁願いたいです〜。