アラフォーがリアルで言えないハマリ事を語るブログ

アラフォー主婦がリアルで語れない事を書くブログです。とっちらかってます。

佐々木と宮野:DKライフのキュンを愛でる

春園ショウ先生の作品です。ピクシブなんですね。すでに6巻出ております。

 

お話はお友達がボコられてるところを目撃し、助けを呼ぼうとした宮野(みゃーちゃん)にほうきを託してお友達を助けに行くところから接点ができ、ちょくちょく絡んでくるようになった佐々木先輩と宮野を中心に回ります。みゃーちゃんはBL好きの腐男子だけど現実とBLはきっぱり分けてます。周りは腐女子の彼女を持つ友人や先輩、寮生活でルームメイトに狙われてる先輩に固められた素敵なほぼ4コマDKライフ。

 

しっかし、6巻、6巻でよーーーーーーやく!ていうのんびり加減なので、BL要素を欲する人にはもどかしすぎるんじゃないかと思います。
ただのDK達のわちゃわちゃ日常漫画だと思えばちょくちょくある恋愛絡みなお話がご褒美に見えてきてキュンがキュンするほどにキュンします(イミフ)。

佐々木先輩は結構前から(最初から?)みゃーちゃんのことが大好きなんですが、腐男子ゆえに現実世界のBL展開はないものとしているみゃーちゃんなので、その辺りも汲んでる佐々木先輩からのそこはかとないアプローチに気づきません。実際言葉にされても実感湧いてない感じ。その後の佐々木先輩の忍耐力…!!!くぅぅっっっ!!!

 

ようやく意識し始めてからは色々と思い当たる節が続発してドキドキの連続です。
それを読みながら「ようやくか!」と子供を見るような視線になってしまう貴腐人。

 

このお話の何が良いって当て馬皆無で周りが応援してる優しい世界なとこです。
誤解されそうなシチュは悉く潰しており、誤解によるすれ違いにはならない世界。

これ頻発されると、言わない方にも誤解する方にも両方にイライラしてくるのでそれを潰しにかかる姿勢はそれだけで嬉しいのです。

BL展開を見るなら6巻だけで十分ですが、それまでの二人の積み重ねた時間(佐々木先輩の努力)を読むことによってそのシーンが大幅に増強されますので、できれば最初から読むのがオススメです。

付き合い始めたこれからの二人の行く末が楽しみです。みゃーちゃんBL脳で勝手にこじれちゃったりするんでしょうか?この展開のゆっくりさからすると終わるまでにエチになだれ込みそうにないですが、この二人だとそれもありなんじゃないかなーなんて思います。

 

たまにはこんなお話もいいですね。毒気抜かれるわ〜。