アラフォーがリアルで言えないハマリ事を語るブログ

アラフォー主婦がリアルで語れない事を書くブログです。とっちらかってます。

ふきげんなディア:素直できゃわわな2人

不機嫌そうな眼差しの表紙に思わず手が伸びてしまいました。
ぶっちゃけると新刊キャンペーンで安くなってたからなんですが。
気になってたので!丁度いいかと!!(言い訳?)

秋雨るい先生の初コミックスだそうです。いやぁ、初なのにこんな素敵なお話ありがとうございます!

イケメンイラストレーターの担当になった新人編集くん、引き継いだお仕事が一筋縄ではいかないもので、いつ行っても先生は不機嫌。でも持ち前の素直すぎる言葉でイケメン先生をついに陥落させてしまいます。その後の編集くんの天然っぷりは素敵としかいいようがない。

 

このお話の何がいいって素直!これに尽きます。編集くんの率直なまっすぐな言葉が先生を動かしてしまいます。いろんな意味でw

こんなまっすぐな子を目の前にしたらちょっと歪んでしまってた先生もまっすぐにならざるをえないですね。お互いその時に言ってほしいことを言ってもらえる、なんて素敵なwinwinなんでしょう。

編集くんが先生の態度でぐるぐるする時も素直にぐるぐるなので気持ちよく読めてしまいます。そう、このお話、本当に気持ちよく読めるんです。読後感もほんわか〜。

 

最初の一話目はあれ?と思うくらいタッチが濃いですが、二話目から表紙と同じようなタッチになります。ついでに言うと編集くんの天然っぷりも二話以降顕著になってきます。さらさら〜っとエチも素敵です。素直に言えちゃう編集くん、無敵ですね。
いたしてるとこ、ちらっとさらっとしっかり描いてます。いい頃合いの場所に効果音や手が入ってて修正いらず!この表現法は素晴らしい。
それに編集くんが素直に反応した結果、最初から・・・んもー!なんて素質のある子なんでしょっ

晴れて思いが通じ合った後、打ち合わせなどがなく、暫く会えてなかった後の再会時も先生は素直に「俺を何だと思ってんだ!」と怒り、編集くんは素直に「好きです」と天然ぷりも遺憾なく発揮しながら先生をメロメロにしちゃいます。こんなバカ甘ップル大好きです。さりげなく合鍵持ってるし〜!ってそれどんどん使おうよ!

この時、編集くんてば、ちゃ〜んと自分で準備してきちゃってんです。
そりゃ先生もタガはずれちゃいますよね。なんて・・・なんて素直なの!!!

 

一緒にお話を盛り上げる先生の旧友(悪友?)のエロ小説家とその秘書さん、もーこれは!とこのお話読んでる時点で次の先生の作品ポチる決心しました。
天真爛漫ワンコvs美人陰有りツンデレさん、大好物です〜。

ほくほくだぁ〜

 

内田カヲル先生:リアル、この衝撃をどうすればいいのだろう…

すいません、作家先生のお名前を題名にしてしまいました。

こればっかりは漫画のレビューには収まりきりません。

タイトル通りこの衝撃、どうすればいいんでしょう…。

 

このBL沼にずっぷりとはまってしまってから色んな画風の漫画を読み漁りました。
それが高じてこんなブログを開設するに至ったわけです。読み上げた漫画量、このブログに紹介しきれないのが正直心苦しいのですが、プライベートも落ち着いてきたので、そろそろ溜まったものを書き留めていこうかな、と思った矢先、出会ってしまったのです。この方の漫画と。

 

BLを読み始めて、前から好みの骨格・筋肉がしっかりと描かれた絵が多く眼福な日々を送ってきました。こんなに画力のある作家さんたちが集う世界、しかもストーリーも素敵!うっとり・どっぷりでした。

で、内田カヲル先生の本に出会ってしまったわけです。この先生は他の先生と一線を画していました。画風は私好み若干オーバー気味なガチムチ系。それが良い方へ転ぶか悪い方へ転ぶかはタッチなどによるんですが、アリ、でした。正直この方よりリアルな画風の先生はいくらでもいます。私がここでおこがましくもレビューを書かせていただいた某先生方をはじめ、ここには書いてなくてもリアル画風な先生は沢山いらっしゃいます。

しかし内田先生のリアルはその全てを凌駕するリアル、いや、他の先生方はリアル画風だからこそあえて避けていた部分をあえて追求したといえば良いのでしょうか。

 

…、リアルな画風が好きだと言っていましたが、BLはファンタジーです。えぇ、あくまでもファンタジー。たまに現実ぽいお話の流れがあったとしても、やはりお身体の部分はファンタジーです。そこをあえてリアルに描き出してしまったのですよ!かの先生は!

 

最初に言っておくと嫌悪ではありません、むしろよくぞ描き出してくれた!やっぱりそうよね!と思いました。リアルを追求すればそこへ行き着くよね!と。

 

あぁ、もう、何の話をしているの?とお思いかもしれません。
ほんとにね、私もそう思う。

 

そう、この先生が追求したリアル、
それは一言でいうならば

K問題。

です。

 

K、です。男だもの、女子みたく皆つるんつるんではございません。
修正される部分に修正を免れて残ってるKだったり、いたしてる時に描かれるスネK(たまに受けにも)、フェチ漫画として胸や脇の下のK、などはよく見られます。お口を使ったので例のKがほっぺについてそれでバレてギャーとかいうエピソードもありますよね。至極普通の描画です(本当?)。

 

んが、この方の場合、胸・スネなんて序の口、もーぅガチムチおっさん受けのあの部分にこれでもかと密集させていらっしゃる。修正もなんのその、てかあの部分は修正があっても甘いので描かれるとばっちり見える。
うねうねってる、うねってるよ、密集してるよぉ〜〜〜〜〜その辺りつながるよねー。
あぁぁぁぁあ〜〜〜そう、そうよね〜。。。そうなのよ。
やっぱりおっさんはこうなのよ。
ファンタジーなおっさんは存在しないのよ〜〜〜〜。

 

見ようとしていなかった部分を、目を閉じる間も無く、むしろ目をこじ開けられ、ガツーンと突きつけられて…、我に返ってしまいました。
ひょっこり沼から飛び出る衝撃でした。

 

どうしましょう、本当どうしましょ。。。

 

この衝撃の出会い以降、いろんなこと(立ってる姿勢が変だよ!とか、そんなとこでやったら背中が血まみれ!とか)が気になってしまい、どっぷり世界に浸かることができなくなってしまったのです…。

 

いくらリアルな体格・体位を描いたとしても、美○ン描画を拝見したとしてもここまでの衝撃はありませんでした。むしろもっとやってくれ、と思っていました。

が、この未知との遭遇後はピクリとも反応しません。えぇ〜?どうなっちゃったのー?

自覚がないにせよ、よほどの事だったようです(他人事)。

 

もう、レビューを書こうとしてた漫画吹っ飛びました。そして改めて読む気にも…現在はなりません。

 

あーぁ、商売あがったりだぜ。

電子書籍買いあるある

○%オフ!というキャンペーンにつられて購入した後、別のキャンペーンで買ったばかりの本が買った時の割引率よりもさらに安く売られていた件。

 

・・・ここ最近私のあるあるなんですが!

 

BL商品全体で○%オフが展開されてたのでここぞとばかりに購入すると、その後それが有効なまま▲□レーベル商品が○%オフになって買ったばかりの本が二重にオフられてたとかね。

 

*社#@記念・全商品○%オフ(素晴らしい割引率)のキャンペーン終了直後(←ここ大事)、読みたかった本がそのその出版社だったという話とかね!

 

 

空いてるレジに並んだらなぜかトラブルが発生して他レジよりも進むのが遅くなるというあるあると酷似していると思うんですが!

 

読みたい本が割引購入できるというだけでも贅沢なのかもしれません。
でもできるだけ安くあげたいというのも人間の心理でして。。。

 

哀しみの矛先をどこに向ければ良いかわからないのでここで吠えています。あおーん

めぐみとつぐみ:カワイイとしかいいようがないヤンキー受け

S井ミツル先生のオメガバースのお話です。

何かと評判は良さそうなので気にはなってたんですが、ヤンキー受け好きなんですが、なんとなくハイスペ攻めが底辺ヤンキーを組み敷いてどーこーするっていつものパターンでしょ〜?と穿っていました。

 

ところが、違ったw

 

まぁハイスペvsヤンキーはそのまんまでしたが、ハイスペ、エリート校理事長のやんちゃ息子だったよ。喧嘩っ早い奴だったよ。タトゥーなんて入れてるし。
あぁ、てことはあれだ、問題起こしても金で解決のクズJr.系かぁ〜と思ってました。

 

違いましたw

 

なにこのカワイイ二人。

 

早い話がハイスペめぐみもヤンキーつぐみも良い子でした。つぐみ、気合いの入れ方が違う!Ωのヒート時に気合いで散らすなんてなんてヤンキーらしいんだ!(笑)

タイマンふっかけてる時に飛んでくるハートマークのギャップがカワイイ。

めぐみも自分のΩ母のこともあってΩをちゃんと人として見てて、つぐみに色々と世話を焼くおかん。そしてこの学校違うけど何かと会いに来る(タイマンはりにくる)コワモテつぐみにどんどん絆されていくのがカワイイ。

眉なし三白眼ヤンキーのつぐみ、見た目怖いのに素直(?)な言動でどんどん可愛く見えてくる不思議。そっくりなお父ちゃんもカワイイ。妹はもう一人のパパに似ててよかったよね。気がついたらなんだか家族ぐるみのお付き合いになってるし。姑なつぐみパパがカワイイ。つぐみがまだ何もわかってないのにめぐみばかりどんどん先走ってる状態もカワイイ。思う存分ぐるぐるしろー!振り回されろー!(嬉)

 

この二人の続きがとっても気になります。そしてつぐみの父2人の話も気になる〜。

 

早く続編でないかな♪

K先生の恋愛な日常:a.k.a.甘々バカップルの日常

夏水りつ先生の新刊です。「K先生」シリーズ、これが最終巻となるんでしょう…か?

今までの暴君K先生とは打って変わって、この巻は甘々バカップル満載ですw

 

あのK先生がついにデレた…!!わきゃないんですが、なんだか端々からほとばしる甘々臭(書いたらイヤな感じ・笑)に今までのK先生シリーズの動向を知ってるだけに戸惑いますw
あのお互い無自覚に振り回し振り回される2人の醜態(笑)が楽しかったのにw

とはいえイチャっていただけるのは眼福ですし?今回は初めてK先生の過去話もチラ見できましたし?伏し目がちな小早川さんはまつげフェチにはたまりませんし?小劇場集も面白かったです。

この方のあとがきも某ヤマ◯ミ先生同様、毎回とっても楽しみなんですが、今回はレポなどがあり、至極あっさりしていました(小早川の雪ん子可姿愛かったw)。その代わりが小劇場なのですね。

 

 

あと、犬シリーズのネコちゃんズもちらっと出てきます。この子達は他の巻にもチラチラ出てて可愛いですw

確かK先生の方が犬シリーズのスピンオフなんですよね。小早川さんは未だ「あっくん」が誰なのか知らない…誰か教えたげてwww

こんなだから誰が「淫乱黒髪メガネ」なのかもわからないんでしょうね。ククク。

 

はぁ〜終わっちゃうのかなあ?ライフワークとして細々ながらも続けていただきたい。

 

 

風と木の詩:40年前のセンセーショナルな超大作

竹宮恵子先生の「風と木の詩」を今更ながら読みました。

 

もうね、すごいよね。これ、40年前のなんだぜ…。

 

この作品の噂はかねがね、BLならこれを読め的に語られてる記事などもあって気にはなってたんですが、読める機会がなかなか訪れず、ようやく全巻無料ってことで読んでみました。

読了後、しばらく放心しましたね。

 

ジルベールとセルジュ、寄宿舎学校で出会ったこの2人の有名すぎる物語ですが、出会い編、双方の父親の話、相思相愛編までキター!と思ったら若さ故のすれ違い、仲直り・駆け落ちでまさかこんな結末を迎えるとは思わず、第2章が始まった時は期待を込めながら、しかしどんどん劣悪になっていく2人の環境と関係性、まさかの助っ人登場に少し華やいだけれどもつかの間の夢、現実がどんどんどんどん、あぁぁ…。

最後はもう涙腺崩壊でした。
いやその前にも涙腺決壊した場面は数知れず…。

 

絵がやはり40年前の絵なので入り込むのに時間かかりましたが、一旦入り込んでしまうと…出られない。しかも1ページに詰め込まれた情報量半端ないんです。
セリフ・モノローグ多いし、描き込みも逐一読み解いていかないといけないし、こんなに頭が重くなるのに止まれない漫画は「窮鼠」以来です。しかももっと詳しく知りたいと思ってしまう。最初2人の父親編が始まった時になぜに、と思ったのですが、この2人を読み解くにあたって外せない話でした。これで物語がぐっと厚みを増します。

奔放なジルと実直なセルジュ、相反する2人が強烈に惹かれ合うのは運命、ジルのつかの間の幸せはセルジュによってしかもたらせられないものでしたが、そんな危うい2人だからこそ迎える結末はもう見てられない。そしてさらに突きつけられる非情な現実。もう10代の若者の話とは思えない。こんな瑞々しくも重々しい青春を生きてしまった2人とその級友達、若さ故に、とはよく言ったものです。読んだこっちは老成するわ。


読了してもなお心の中にくすぶり続けます。

 

しかも当たり前の事ですが、全てアナログですよ、この描き込み。

身体つきなんかはね、ぶっちゃけ最近の作家さんの方が好みです。でもこの少年の顔・身体、だからこそ成し得た物語じゃないかなとも思うんですよ。

 

すさまじすぎる表現力、この一言に尽きます。

アニメ・抱かれたい男1位に脅されています

さすがに「だかいち」アニメが放映され始めてからこのブログにいらっしゃる方も増えたようです。漫画のレビューが検索に引っかかってるようです。

アニメのレビュー検索でいらっしゃった方ごめんなさいね、思ってたような記事じゃなくて。

 

アニメねぇ、ちゃんと見てないんですよ。なんだかこっぱずかしくて。

だってあのシーン地上波でやっちゃう?朝チュンは仕方ないとしても…。

でね、食わず嫌いもよくないと思ったので、見てみました。

見てみましたともさ。

 

結果、

 

あれ?これ良い感じじゃないですかー。絵が綺麗、声も2人とも合ってるし、他の方もうんうんと頷ける声でした(チュン太の社長さんとか・笑)。動きのある二人もこうなるのねーと楽しめました。ただエンディングの2人の踊りは…モーションなんとか、ね。
うん慣れない。

 

朝チュンは仕方ないとしても(2回目)、たまにあるチュン太の指の動きだけのシーン…あっ(察し)

こーいう表現するのねー。なるほどー。え、ここはやっぱりカットできなかった、と。

 

鈴子さんとのシーンはこういう風にからめてきたのかぁーと。なるほどな。
紅葉鬼ってこんなお話だったのかぁーと。なるほど。

等々なるほどづくしでございました。

 

作画も綺麗ですよねー。綺麗…なんですけ…ど…

 

顔と首の境界の縦線(影?)、いる?

 

どんなシーン見てもそこに目が行っちゃって…。
上半身シーンの顔パーツや他のラインは綺麗に描かれてるのにそこが妙に荒くて悪目立ちしたり、アップ場面でも縦線が目立ってしまい、首に何か巻きついてるように見えてしまったり、全身シーンの時も親の仇のようにそこだけは縦線入ってるしで…、本当にこの縦線、いるの?

他の部分の陰影は色で表現してるし、もちろん首にもちゃんと影の色ついてるじゃないですか。

あー、原作の作画を忠実に再現てやつですか?もうそこまでしなくていいんじゃないですか?てか原作の方は他の所にもちょちょいとペンで陰影入ってますよ?首だけじゃないから。

たまにない場面もありますが、約98%は入ってますね(当社調べ)。

 

さて、これまで10話放送がありましたが、今週末11話、飽きるまで抱かれちゃうの?

そこらへんまた朝チュンなのでしょうか?限界に挑戦する?でもそこを長く描くと12話でハッピーエンドにするには時間が足りないかな。やっぱ朝チュンでしょうか?

と思ったら13話もあるの!?(公式サイトスケジュール調べ)すごいじゃん。
じゃ、時間あるね、思いのまま描いてほしいですね。

首の縦線はいらないから。

 

 

 

P.S.公式サイトの4人のキャラ紹介画では縦線あるけど、こまかくて目立ってませんでした。単にアニメーターさん達への伝達が悪かったのかしら?もったいない。

そしてアリス先輩の文字も見つけたんですが、これからの放送のどこにねじ込んでくるんでしょう??スペイン編から本格的に絡んでくる人なんでしょ?気になるぅ〜〜〜。